デジタコは義務化されている?

運送関係の仕事をしているとよく聞く「デジタコ」の名前ですが、この装着はどのような歴史を経て義務化が進んできたのでしょうか。

デジタコだけでなく、タコグラフ全般に注目して見ていきましょう。まず、デジタコとはデジタルタコグラフの略です。以前利用されていたタコグラフはアナログタコグラフ、略してアナタコと呼ばれるようになりました。アナタコは記入が用意で運転手への負担が小さいことがメリットでしたが、収集した情報の読み取りには専門的な技術が必要で、統計的なデータベース化するのには難しさがありました。それでも、国土交通省は1967年から一部の事業用トラックへ装着を義務化しており、2015年には指定に該当する事業用車両を新規購入する際の搭載を義務化しています。2015年ころからタコグラフはその有用性からデジタコが推奨され始めている様子も読み取れます。

事業用トラックなどへのデジタコ搭載義務化は、今後さらに拡大していくと予想されます。通信販売事業の発展や海外製品のさらなる流入、流通の多様化によって、運送業の需要はますます高まっていますが、日本国内の人手不足が深刻であることが大きな理由の一つです。タコグラフのデジタル化・普及によって、国内の流通がマクロに可視化できれば、より効率的な流通システムの確立や、コンピュータ制御による安定したビジネスも実現の可能性が高まります。社会様式や生活様式が高速に変容していく中で、先進技術の導入を義務化していく流れは、今後も長く続いていくでしょう。

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